売れない不動産を早く売却するための7つの有効な改善策と注意点を徹底解説

更新日 2026.03.30

不動産を売りに出したものの、何ヶ月経っても問い合わせすら来ない——そんな状況に悩んでいる方は少なくありません。特に地方の土地や農地は、一般的な不動産市場では買い手がつきにくく、長期間売れ残るケースが多くあります。

しかし、「売れない」には必ず原因があり、原因に応じた改善策を講じることで状況は変わります。

この記事では、売れない不動産(特に土地)に共通する原因を整理し、実際に売却につなげるための7つの改善策を具体的に解説します。農地や遊休地を手放したいとお考えの方にも役立つ内容です。

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売れない不動産に共通する5つの原因

不動産が売れない場合、まず「なぜ売れないのか」を正しく把握することが重要です。原因を特定せずに闇雲に値下げしても、効果は限定的です。売れない不動産に共通する主な原因は、以下の5つに集約されます。

売れない原因を特定しましょう

💰

原因① 価格が相場より高い

最も多い原因が、周辺相場とかけ離れた価格設定です。「せっかく売るなら少しでも高く」という気持ちは理解できますが、相場を大幅に超える価格は買い手の検討対象にすら入りません。不動産ポータルサイトでは価格帯で絞り込み検索をするユーザーが多いため、相場より高い物件はそもそも表示されない可能性もあります。

🚉

原因② 立地・アクセスの問題

駅から遠い、幹線道路に面していない、周辺に生活インフラがないといった立地条件は、住宅用地としての需要を大幅に下げます。ただし、こうした「住宅には不向きな立地」が、エネルギー事業用地としてはむしろ好条件になるケースもあります。

⚖️

原因③ 法的制限がある

農地法による売却制限、市街化調整区域の建築制限、接道義務を満たしていない土地など、法的な制約がある不動産は、そもそも購入できる人が限られます。特に農地は、農業委員会の許可なしには売却できないため、通常の不動産取引とは異なる手続きが必要です。

🤝

原因④ 不動産会社との相性が悪い

依頼した不動産会社が、その土地の種類や地域に強くない場合、十分な営業活動が行われず売れ残ることがあります。都市部のマンション売却が得意な会社に地方の農地の売却を依頼しても、効果的な販売活動は期待しにくいのが実情です。

🧩

原因⑤ 需要のミスマッチ

住宅用地として売り出しているが、そのエリアには住宅需要がほとんどない——このような需要のミスマッチは、特に地方の土地に多く見られます。「誰に・何の目的で売るか」を根本から見直すことが、解決の糸口になります。

まずはご自身の土地がどの原因に当てはまるのかを確認し、
状況に応じた適切なアプローチへ切り替えることが重要です。

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改善策① 売り出し価格を市場相場に合わせて見直す

売れない不動産で最初に検討すべきは、価格が適正かどうかの確認です。

適正価格を調べる3つの方法

方法1
土地総合情報システム

国土交通省が公開している「土地総合情報システム」では、過去の実際の取引価格を地域別に検索できます。自分の土地と条件が近い取引事例を複数確認し、相場感を掴みましょう。

方法2
固定資産税評価額

毎年届く固定資産税の納税通知書に記載されている評価額は、実勢価格の約7割程度とされています。ここから逆算して、おおよその市場価格を推定できます。

方法3
複数社に査定を依頼

1社だけでなく、できれば3社以上に査定を依頼しましょう。査定額にばらつきがある場合は、その理由を各社に確認することで、より精度の高い相場観が得られます。

値下げの仕方にもコツがある

⚠️

価格を見直す場合も、一度に大幅な値下げをするのは避けましょう。一気に下げると「この物件は何か問題があるのでは」と買い手に警戒されるリスクがあります。段階的に小幅な調整を行い、反応を見ながら進めるのが基本です。

💡 ポイント:
ただし、半年以上売れない状態が続いている場合は、思い切った価格見直しが必要なこともあります。不動産会社と相談しながら、最適なタイミングを見極めましょう。

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改善策② 土地の用途を変えてターゲット層を広げる

売れない不動産に対して最もインパクトのある改善策が、売却先のターゲットを変えることです。

住宅用地として買い手がつかない土地でも、別の用途を想定すればまったく異なる層にアプローチできます。具体的には、以下のような活用方法が考えられます。

☀️

太陽光発電所・蓄電所の
建設用地

日当たりが良く、ある程度の面積がある土地に需要があります。

🅿️

資材置き場・駐車場

接道条件が良い土地は事業者に重宝されます。

🏕️

農業体験施設・キャンプ場

観光需要のある地域では新たな活用方法として注目されています。

🚜

農業法人への売却

農地のまま大規模農業に活用するケースです。

住宅用地の「マイナス」が「プラス」に

特に近年は、再生可能エネルギー関連の開発事業者が、地方の遊休地や農地(転用可能なもの)を積極的に取得する動きが加速しています。住宅用地としては「マイナス」だった条件が、エネルギー事業用地としては「プラス」になることも珍しくありません。

❌ 住宅には不向き

  • 駅から遠い
  • 周辺に建物が少ない
  • 広い

✨ 太陽光発電には好条件!

これらは太陽光発電所や蓄電所の用地としては、むしろ歓迎される条件です。

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改善策③ 土地の見た目と第一印象を整える

不動産ポータルサイトや広告で最初に目に入るのは写真です。土地の場合、建物と違って「見映え」を意識しにくいものですが、第一印象は売却スピードに直結します。

土地の第一印象を良くするためにやるべき4つのこと

✂️

草刈り・清掃を行う

雑草が生い茂った状態の土地は、写真を見ただけで購入意欲が下がります。売り出し前に最低限の整地・草刈りを行いましょう。

☀️

明るい写真を用意する

晴天時と曇天時では、同じ土地でもまったく印象が異なります。広角レンズで土地全体が収まる構図を心がけましょう。

🚁

ドローン撮影を活用する

俯瞰からの空撮写真は、土地の広さや周辺環境を一目で伝えられます。特に広い土地の場合は非常に効果的です。

🚧

境界を明確にする

隣地との境界が不明確な土地は、買い手にとって不安要素です。境界杭が確認できる場合は写真に含め、確定測量済みであればその旨を明記しましょう。

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改善策④ 不動産会社を変える・複数社に依頼する

同じ不動産会社に半年以上任せていても反応がない場合、会社を変えることも立派な改善策です。

チェックポイント

📍

そのエリアに強い会社か

都市部のマンション仲介が得意な大手でも、地方の土地売却には不慣れなことがあります。地域密着型の不動産会社の方が、地元の事情やネットワークに精通しているケースが多いです。

🌾

農地の取り扱い経験があるか

農地の売却には農業委員会への申請や転用手続きなど、特有のプロセスがあります。これらに慣れた会社を選ぶことで、手続きがスムーズに進みます。

📊

販売活動の報告はあるか

媒介契約を結んだ後、定期的な活動報告がない会社は、積極的な営業を行っていない可能性があります。進捗を確認し、改善が見られなければ他社への切り替えを検討しましょう。

💡一般媒介契約であれば複数の不動産会社に同時に依頼できるため、1社に絞る必要はありません。

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改善策⑤ 広告・掲載情報の質を改善する

売れない不動産は、広告の質に問題があるケースも少なくありません。

改善すべきポイント

📷

写真の枚数と質

写真が1〜2枚しかない、暗い・ぼやけているといった掲載は、それだけで敬遠される原因になります。最低でも5枚以上、土地全体・接道・周辺環境がわかる写真を用意しましょう。

📝

物件コメントの具体性

「閑静な環境」「日当たり良好」といった抽象的な表現だけでは、他の物件と差別化できません。「南向き・遮蔽物なし」「前面道路幅員6m」「上下水道引込済み」など、具体的な情報を記載しましょう。

💡

活用イメージの提案

特に土地の場合、買い手は「この土地で何ができるか」がわからないと購入を検討しません。住宅建築はもちろん、事業用地としての可能性や、建築可能な建物の参考プランなどを提示すると効果的です。

🌐

掲載サイトの見直し

1つのポータルサイトにしか掲載していない場合、露出が限られます。複数サイトへの掲載や、SNSでの情報発信も検討しましょう。

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改善策⑥ 仲介をやめて「直接買取」を検討する

仲介による売却がうまくいかない場合の選択肢として、直接買取があります。

仲介と買取の違い

🤝 仲介(不動産会社経由)

不動産会社が買い手を探してくれる方式です。

⭕ メリット

売却価格は市場相場に近くなる可能性があります。

❌ デメリット

買い手が見つかるまで時間がかかり、いつ売れるか見通しが立ちにくいです。

🏢 買取(事業者による直接購入)

事業者が直接買い取る方式です。

⭕ メリット

買い手を探す必要がないため、売却の確実性が高いのが最大の強みです。

❌ デメリット

仲介に比べて価格は低くなる傾向があります。

買取が向いているケース

  • 半年以上仲介で売り出しても反応がない土地

  • 不動産会社に取り扱いを断られた土地

  • 農地や市街化調整区域など、法的制限のある土地

  • 遠方に住んでおり、売却活動に手間をかけられない場合

  • 相続した土地で、早めに現金化したい場合

特に農地や田舎の遊休地は、一般の買い手が見つかりにくいため、事業用途で買い取ってくれる専門の事業者に相談する方が、結果的に早く売却できることが多いです。

改善策⑦ 太陽光・蓄電所の開発事業者に売却する

売れない土地の改善策として近年特に注目されているのが、再生可能エネルギー事業者への売却です。

なぜエネルギー事業者が土地を求めているのか

日本では2050年カーボンニュートラルに向けて、太陽光発電や蓄電池の導入が急速に拡大しています。これに伴い、発電所や蓄電所の建設に適した土地の需要が全国的に高まっています。

💡開発事業者が求めるのは、必ずしも都市部の好立地ではありません。むしろ、地方の広い土地や遊休地の方が、開発に適しているケースが多いのです。

エネルギー事業用地として好まれる条件

☀️

日当たりが良い
(南向き、周囲に高い建物や山がない)

📏

一定の面積がある
(数百㎡〜数千㎡以上)

⛰️

地形の条件
(平坦地、または緩やかな傾斜地)

インフラの条件
(電力系統(送電線)への接続が可能)

📜

法的条件
(農地の場合は転用許可が取得できること)

住宅用地としては売れなかった条件が、エネルギー事業ではプラスに働くことが多く、
一般市場では何年も売れ残っていた土地が、開発事業者には魅力的な用地として評価されるケースは珍しくありません。

売れない不動産を放置するとどうなる?3つのリスク

「売れないなら、とりあえず持っておこう」と考える方もいますが、不動産の放置にはコストとリスクが伴います。

💸

リスク① 固定資産税・管理費が毎年かかる

使っていない不動産にも毎年固定資産税がかかります。農地の場合、耕作放棄地と認定されると課税が強化される可能性もあります。草刈りや不法投棄防止のための管理費用も、年間で見ると無視できない金額になります。

📉

リスク② 資産価値が下がり続ける

地方の不動産は、人口減少や高齢化の影響で、年々資産価値が下落する傾向にあります。「いずれ売ろう」と先延ばしにするほど、売却できる金額は下がっていく可能性があります。

👨‍👩‍👧‍👦

リスク③ 相続時に家族に負担がかかる

売れない不動産を次世代に引き継ぐことで、相続人に管理負担や税負担を押しつけることになりかねません。2024年4月からは相続登記が義務化され、正当な理由なく登記を怠ると過料の対象となります。将来の家族のためにも、早めの対処が望まれます。

多少価格が低くても、早めに売却した方がトータルでは得になるケースが少なくありません。

農地を売りたい場合の注意点

農地は一般の宅地とは異なる法規制があるため、売却前に以下のポイントを確認しておきましょう。

農地法の許可が必要

農地を売却するには、市区町村の農業委員会の許可が必要です。

👨‍🌾 農地法第3条許可

農業従事者への売却の場合に求められます。

🏗️ 農地法第5条許可

農地を転用(宅地や事業用地に変更)して売却する場合に求められます。

転用できれば売却先が大幅に広がる

農地転用が認められれば、住宅用地や事業用地としての売却が可能になります。特に太陽光発電所や蓄電所の建設用地としての需要は高く、転用可能であれば買い手が見つかりやすくなります。

💡 転用の可否チェックポイント
転用の可否は、農地の区分(第1種農地・第2種農地・第3種農地など)や、農用地区域に指定されているかどうかによって異なります。まずは地元の農業委員会に確認するか、農地転用の実績がある事業者に相談することをおすすめします。

耕作放棄地の早めの対処を

耕作を数年以上行っていない「耕作放棄地」であっても、地目が農地であれば農地法の規制対象です。

⚠️ 放置を続けるリスク

固定資産税の増額に加え、近隣からの苦情や行政指導のリスクも高まります。

✨ 最善策

早めに転用・売却の検討を始めることが、リスク回避の最善策です。

まとめ

売れない不動産の状況に応じて、どの改善策から手をつけるべきかを整理しましょう。

🌾 農地や田舎の遊休地の場合

最も現実的な選択肢

✨ 改善策⑦(エネルギー事業者への売却)

「この不動産はもう売れない」と諦める前に、売り方を変えてみてください。

特に農地や田舎の土地は、住宅用途にこだわる限り買い手は見つかりにくいものの、太陽光発電所や蓄電所の建設用地として売却できる可能性は十分にあります。

💡 土地の売却でお悩みなら、まずはご相談を

当社では、太陽光発電所・蓄電所の開発を目的として、農地(転用可能)・雑種地・遊休地の買取を行っています。

売却手続きはすべて当社がサポートいたします。
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